イルカ38景
14:お色気の術
(カカイルでの「…」中はキスしているものと思って読んでください)
「うん、カカシさ… 俺、も…んん」
「イルカ先生…、ちゃんと立って」
「舌、入れちゃ… んん、ダメ…」
「あんたとキス… してて、舌… 入れるなって方が無理」
「あふ… お、俺… もう、んんー」
「お色気の術… 解いちゃダメだよ?」
「んん」
「男女のペアじゃないって… バレたら失格… だからね」
「ん、お尻… 揉んじゃや… んん、カカ…」
「イルカ…」
「んー… カカシ… カカシ…」
(ドサッ)
「ピーッ はい、そこ失格ッ!」(レフェリーが笛を吹いた)
「なんでよ?! キスしてるじゃない」
「その台から落ちたら失格なの!
だいたいあんたらエロ過ぎるってさっきから物言いが…って、人の話聞けよ!
そこ、もう失格だから!
イチャつくな! 離れろ!
出てけーーッ!!!」(ピーピーピピピーッ)
・・・
シ「公然猥褻罪だそうです」
ツ「なぜだ! あれは人より長くキスしてりゃあいいっていう、あいつらにはお誂え向きの競技じゃなかったのか?」
シ「それ以上、したってことじゃないですか」
ツ「…」
シ「…」
ツ「じゃあ賞金(私の小遣い)は?」
シ「
公・然・猥・褻・罪・です!!!」
ツ「…」
シ「そんな目で見ない!」
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