イルカ38景


11:サスケ




「SASUKE?」
「そうだ」
「あのTB○の人気番組のSASUKEですか?」
「そうだ」
「それに俺が?」
「そうだ、木の葉代表だぞ、威信に賭けて必ず全クリして来いッ」
「は、はいッ」
「そんなのダメです〜〜〜!」
「カカシさん、どこから湧いたんですか」
「イルカ先生、あそこはマッチョの坩堝だって知ってて言ってるんですか? 絶対行かせませんッ」
「大丈夫ですよ、俺だって忍者の端くれなんですから」
「ダメです、俺も付いてきます!」
「ふ…、ちょろい」
「綱手さま?」
「よし! 二人とも全クリで400万だ! 頑張って来い、以上」
「はいッ」
「これって本当に任務ですよね?」
          ・・・
「きゃ〜ッ カカシよ〜ッ」
「イルカよ〜〜ッ」
「カカイルよ〜〜〜〜ッッッ!!」(パシャパシャパシャ)
「カ、カカシさん、アレ何ですかね? こわいです」
「日本には腐女子という種族がいてイルカ先生みたいな人を煮たり焼いたりして喰うそうです。 近寄っちゃいけません」
「ほんとですか?」
「きゃ〜〜、話してるわ〜〜」
「こっち向いて〜〜!」
「イェーイ」
「きゃ〜〜〜〜」(パシャパシャパシャ)
「カカシさん、何手振ってんですか」
「ファン・サービスです、ほらイルカ先生もカメラに手振って振って」
「い、いえーい」
「きゃ〜〜〜〜〜〜ッ かわい〜〜」(パシャパシャパシャ)
「俺、かわいい…」
「肩組んで〜〜」
「イェーイ」
「い、いぇ〜」
「きゃ〜〜〜〜ッ 腰抱いて〜〜!」(パシャパシャパシャ)
「イェーイ」
「カ、カカ、カカシさんッ」
「きゃ〜〜〜〜〜〜〜ッ キスして〜〜〜!!」(パシャパシャパシャ)
「イェーーーイ、うちゅーー」
「んんーーッ」
「きゃ〜〜〜〜〜ッッッ!!」(パシャパシャパシャパシャパシャッ)
「押し倒して〜〜〜ッッッッ!!!!」
          ・・・
「身元引き受け人?」
「はい、拘置所にいるそうです」
「なんでだ?」
「公衆猥褻罪だそうです。 そしてこれが罰金の請求書です。」
「賞金(私の小遣い)は?」
「エントリィする前に捕まったそうです」
「捨てておけッ」




BACK / NEXT